約2,000年前の中国の「魏志倭人伝」には「東方に黒歯国あり」と書かれ、「源氏物語」などによると天上人の化粧とされ、「源平盛衰記」での平敦盛や「太閤記」での豊臣秀吉もお歯黒をしたといいます。
これは武士の間では心変わりしないという忠節を表し、既婚婦人は夫に対する貞節の印としたもので、徳川末期にはお歯黒道具は欠くことのできない嫁入り道具の一つでした。
なお、お歯黒は、科学的にみればむし歯予防だったと言われています。
お歯黒道具〜「鉄奨(かね)」つけ道具については、以下のものがあります。