昭和初期の診療室

 
砥石車(レーズ) : 入れ歯や金属を研磨する器械
足踏み式エンジン
長い間、ほとんどの歯科医は普通の食卓用椅子で治療を行っていました。現在のような " リクライニング式 " の歯科用の治療椅子が初めて登場したのは 1832 年ジェームス・スネルによって作られた椅子です。
その後、改良が重ねられ歯科医療に適した椅子が開発されていきました。

ユニット、チェアー、渋いマホガニー調で、診療椅子は足で踏む油圧式の昇降椅子。
ともに昭和 10 ~ 20 年代の機器で、キャビネットや院長椅子など実に優雅です。