活動報告
平成 29 年 7 月 14 ~ 16 日に行われた第 58 回日本歯科医療管理学会総会・学術大会にて、一般臨床医部門・優秀賞を受賞しました。
また、前田憲邦常任委員が、「地域包括ケアにおける歯科衛生士の潜在的需要についての考察」を発表しました。
第 58 回日本歯科医療管理学会総会・学術大会
第 58 回日本歯科医療管理学会総会・学術大会における学会表彰の一般臨床医部門において、本会医療管理部委員会が投稿した論文 (中山間地域における歯科医療機関の未来シミュレーションー島根県の事例ー学会誌 : 第 51 巻第 4 号 194-200 頁) が優秀賞を受賞しました。
受賞した澄川裕之常任委員のコメント
「高齢化社会の中では歯科医師の高齢化も問題であり、特に中山間地域で歯科医療を提供する歯科医師の確保が課題となることが予測されます。お口の健康を守る歯科医院は、生活を支える医療であり、地域にとって必要な医療インフラです。住民、県、そして歯科医師会の連携を密にし、この課題の解決に取り組むことが求められます。」
前田憲邦常任委員が、平成 29 年 3 月に島根県歯科医師会会員、県内の特別養護老人ホーム、ならびに市町村を対象に実施した「歯科衛生士需給に関するアンケート」の結果を踏まえて、「地域包括ケアにおける歯科衛生士の潜在的需要についての考察」を発表しました。発表後は大学関係者から多くの質問があり、具体的な数字を示した興味深い発表だと高い評価をいただきました。前田常任委員の発表では、会員診療所の不足歯科衛生士数にとどまらず、在宅での訪問ケアをも視野に入れた不足数を示したことでリアルな不足数を示しており、医療管理学会に対して意義ある問題提起となりました。前田常任委員の発表内容は、日本歯科新聞の記事にも大きく取り上げていただきました。
受賞した澄川裕之常任委員のコメント
「高齢化社会の中では歯科医師の高齢化も問題であり、特に中山間地域で歯科医療を提供する歯科医師の確保が課題となることが予測されます。お口の健康を守る歯科医院は、生活を支える医療であり、地域にとって必要な医療インフラです。住民、県、そして歯科医師会の連携を密にし、この課題の解決に取り組むことが求められます。」
前田憲邦常任委員が、平成 29 年 3 月に島根県歯科医師会会員、県内の特別養護老人ホーム、ならびに市町村を対象に実施した「歯科衛生士需給に関するアンケート」の結果を踏まえて、「地域包括ケアにおける歯科衛生士の潜在的需要についての考察」を発表しました。発表後は大学関係者から多くの質問があり、具体的な数字を示した興味深い発表だと高い評価をいただきました。前田常任委員の発表では、会員診療所の不足歯科衛生士数にとどまらず、在宅での訪問ケアをも視野に入れた不足数を示したことでリアルな不足数を示しており、医療管理学会に対して意義ある問題提起となりました。前田常任委員の発表内容は、日本歯科新聞の記事にも大きく取り上げていただきました。